2021年活動報告

2022年2月27日(日)高雄から嵐山
[第8コース/テーマ:山での怪我や事故の対応

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

2月27日(日) 天気 曇りのち晴れ  

9時30分  栂ノ尾観光駐車場に参加者28名スタッフ14名集合する。
朝方、小雨が降ってはいたが、集合場所では小雨も止み、6班に分かれスタートする。

このコースは、台風の影響やコロナの影響で実に3年ぶりに歩くことになった。国道162号を離れると、これからどのような道を歩いていくかを先読みし、清滝川の渓谷「錦雲渓」を生徒さんが先頭になって交代で歩いてもらう。この辺りは橋が目印になり、生徒さんも橋ごとに立ち止まり、周りの景色や歩いてきた道が川の右岸か左岸などで現在地を確認する。清滝橋を渡り北側には岩崖のマークがあり、豪快な岩場を見ながら一つずつ押さえていく。途中には、関電導水路の水路橋があり、まっすぐに立つ杉の林道もあり、景色も楽しめる。沈没橋も、問題なくわたることができ、広場で休憩。気温も上がってきたため、衣服を調整する。堂尻橋までは岩場が続くので、足の位置を確かめながら慎重に歩く。林道分岐では、コンパスを出し1・2・3。だいぶ慣れた人も多くなってきた。地形図に大きく記号で載っている発電所を確認後、古い千葉真一の旧道場を眺めながら愛宕山登山口横広場に到着。班ごとに腰を下ろして昼食休憩をとる。

昼食の後、宮井校長の説明の元、スタッフによる搬送方法のデモストレーションを行う。

①    受傷者の脇下に両手を入れ、腕を掴んで移動する方法
②    上記に加えて1人が脚(脚は重ねる)を持ち上げる2名で行う移動方法
③    片足を負傷した場合の立たせ方
④    背負い搬送
⑤    ソウスリングを使った背負い搬送
⑥    ザックとストックを組み合わせて背負って搬送
⑦    ザックを逆さまにして背負って搬送
⑧    雨具(上着)をハーネスにして搬送<
⑨    三角巾を使って登山靴の上から足首を固定する方法

13時、広場をスタート。金鈴峡の右岸を歩くが足場が悪いのでリーダーが先導する。岩場の登りでは少し緊張する生徒さんもいたが、駒井コーチやリーダーが見守る中、慎重に歩いた。落合橋から少し寄り道をする。ビューポイントまで行くと書物岩と保津川の絶景を味わえる。ここからがコースの山場、六丁峠。サルがちらほら横断しているので、目を合わさないように伝え、六丁峠までゆっくり自分のペースで登る。アスファルトの登り下りが続くのと疲れが出てくる時間もあって足が重いが、ようやく鳥居本まで戻ってきた。五山の送り火の鳥居形を眺めながら、嵐山の観光客が少ない街並みを堪能し、竹林の小径前で記念撮影をした。嵐山公園内に入ると、紅梅が咲いていて、春を目で感じた。渡月橋を渡りながらゴールに近づくと達成感と心地良い疲労が身に染みる。解散場所では、これまでに登ってきた山々を見ながら、山座同定をし、軽くストレッチと宮井校長の挨拶で終了した。

9:45 栂尾観光駐車場スタート →10:50 沈没橋右岸 → 11:50 昼食→   13:40 落合 → 14:30 六丁峠 → 16:00 ゴール 16:10 解散  (T. G.

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