2021年活動報告

2022年1月23日(日)高雄から京見峠
[第7コース/テーマ:アクシデントに備えて]

 

【第7コース実習登山報告】

1/23 曇りのち雨、受講者23名の参加。

集合場所へのバスで駒井コーチと同じとなり山行方向の山を見ていると、結構な雪が着いている、国道の気温表示は2℃、積雪と凍結が心配ですねと話しながら、栂ノ尾バス停に到着、思ったほど寒くはなかった。雨予報が出ていたため、レインウェア、スパッツなど出発時から装着しておいた。

行程の安全確認の為、宮井校長が先行出発され状況を無線で報告を受けながらの山行の形態を取られた。

10:00高尾観光駐車場出発、白雲橋から福ヶ谷林道に入りいよいよ登り開始、積雪はあったものの懸念していた凍結はなく、圧雪箇所などスリップを注意しながら、怪我をしない歩行を最優先に心がける。稜線に上がると雲海になった亀岡盆地、クリアではなかったが京都盆地の眺望などを楽しみながら進む。

仏栗峠からの下りは結構な積雪を思わせる雪の量を感じた、下ると新雪の世界で、スタッフの余興で天使の羽作りなど楽しみ、沢ノ池に到着、昼食。せっかくの新雪風景であるため、ここで全員写真を撮影。雨雲が近づいてきており、緊急搬送実習は中止。空いた時間を使って、低山の凍てた雪道で使用すると転倒も防げ、安定した歩行ができるチェーンスパイクを紹介した。

東海自然歩道に入るころから、雨粒がポツポツと感じ始め、上ノ水峠から稜線に上り切った辺りから本降りになる気配が感じられ、ザックカバーも付けて準備万端。京見峠に到着する頃にはアスファルトに水が流れている程の本降りとなった。アスファルト上の残雪スリップに注意しながら、千束へ。15:45到着、雨の中流れ解散となった。

慣れない雪道歩きの後の本降りの雨、両手を空けておく目的で、地図読み・コンパス使用は最低限とし、無事全員が下山し、受講生の皆さんには雪・雨同日という貴重な山行を体験してもらえたと思う。(H.M.

→ Home

inserted by FC2 system