2021年活動報告

2021年12月12日(日)二ノ瀬~千束
[第6コース/テーマ:山の天気]

 

【第6コース(二ノ瀬〜千束)実習登山報告】

12/12晴れのち曇り、今日の行程は約15kmと長い上に日没時間が早いため、例年より1時間早めて叡電二ノ瀬駅に8:30集合としたが、参加者30名、スタッフ13名全員遅れることなく無事スタートできた。

守谷神社・富士神社前で宮井校長からのコース説明、駒井コーチから山行記録の取り方の説明の後、6班に分かれ順次登山開始。12月中旬とは思えないほどこの日は風もなく寒さは感じず、いきなりの登り坂で汗が吹き出すほどだった。

読図を勉強してから3回目の実習登山。前回からは先頭を参加者で順番に交代し、地形図で先読みし、分岐点ではコンパス1-2-3で進行方向を示すのを繰り返し、徐々に慣れ理解が進んでいる人がいる中、まだ少し戸惑っている人もいるが、残り3回の実習で完全に身に付けて貰いたい。

30分登り続けた頃に丁度 夜泣峠に到着。水分補給、衣服調整の時間をとり、この分岐点でもコンパス1-2-3で進行方向の確認し向山山頂へ。途中黄葉して落ち葉となったタカノツメから発せられる甘い香り(マルトール)が散策を楽しませてくれた。向山山頂からの下り坂ではフラットフィッティングで足を運び落ち葉の下に隠れた木の根、小石に注意しながら慎重に歩いて下山、11:30に昼食場所に到着。

昼食を摂っている間になんだか雲行きが怪しくなって来て、約30分の休憩の後、早めの行動再開。盗人谷を超えて小峠、氷室へのルート。このルートは2018年の台風で一時通行止めとなっており、登山学校でも3年ぶりのコースとなった。盗人谷は通行できるようにはなったものの、所々に残っている倒木を乗り越えたり潜ったりしながら足元に注意して、だらだら続く長い上り坂を登りきり小峠に到着。今年の参加者は皆さん健脚で予定時間通りに進み、氷室跡にも立ち寄ることができた。

ここからゴール地点まではアスファルトの林道が続き、山中を歩くより足に負担が掛かる。登り切ったところで城山の三角点にも立ち寄り、京見峠、長坂越えの下り道を下りゴール地点の千束に14:45に全員無事到着。結局雨にも降られることなく解散した。(T.N

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