やわらかな春の日差しを受けて、嵐山中之島公園の「標識23」をスタートし、木漏れ日の美しい竹林を抜け、松尾山への山道に入りました。 途中の展望所からは、渡月橋から嵯峨一帯、北山の山々を見渡すことができて、春らしく霞のかかった眺めを楽しみました。 今回はテーマが「山の花」となっていましたが、途中リーダーからカシ枯れ、ナラ枯れの問題をはじめとして、人々の生活と山の樹木とのかかわり方の変遷、そして自然保護とはなどの説明を受けました。また、三角点と同種の図根点という標識があることも学びました。 前回までと同様に、分かれ道では地図とコンパスを使って確認することの大切さを学びました。再び竹林に入り、西芳寺裏の急坂を下りるとゴールの「標識51」に到着しました。 今回は最終回ということで、松尾大社付近で反省会を行いました。京都府山岳連盟四方会長からのあいさつと、参加者からはこの一年間を振り返って、登山学校で学んだこと、今後の山行の目標などを出し合い、自分に合った安全で楽しい山歩きをこれからも継続していきたいという話が出ました。 参加者の皆さんが、この登山学校で登山の基礎を楽しく学べたと実感されていること。そして、今後さらにステップアップを望まれていることを嬉しく拝聴しました。(K.T) |