2011年3月に起こった東日本大震災の被災地支援を行うイベントとして、京都府山岳連盟が市民に京都トレイルを歩いてもらい、その収益金を被災地に寄付する活動を行いました。
このイベントの参加者から同様の行事の継続希望の声が多数寄せられたことや、京都付近の山で多発する事故を防ぐ為の取り組みとして意義があると考え、登山学校は山岳連盟の社会貢献事業の一環として2012年にスタートしました。
当初は生徒数十数名で始まりましたが、ここ数年は説明会に80名前後の参加希望者が来られるまでになりました。
「山には登りたいけれど、その一歩が踏み出せない」、「山には登っているが、もし事故に遭ったらどうしよう」、「登山に必要な知識を改めて学びたい」等々、多くの方が登山の基本的な知識を求めておられる事を実感しております。
登山はあくまで自己責任です。山へ登られる方が安全に、そして楽しんで登山が出来るように、登山学校のスタッフ一同、お手伝いをしていきたいと思います。
昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、やむを得ず休校と致しましたが、2021年度は十分な感染対策を取りながら、「三密」にならないよう募集人数を制限して室内学習と実習登山を実施して参ります。
募集に当たっての詳細は登山学校H.P「お知らせ」でご確認ください。
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2021年2月 宮井 秀樹 |